斎場には3つ種類があり、民営斎場、寺院斎場、公営斎場があります。基本的にはすべて通 夜・葬儀を行う式場と宴席を行う広間、宿泊のできる控室などを併設した施設のことです。こうした斎場で通夜・葬儀を行うと 部屋の片づけの必要性や御近所にも迷惑をかけずにすむことそして飲食の手配の利点から近年、斎場で行う喪家が増えています。
斎場は葬儀社に依頼すれば、どの種類の斎場でも手配してくれます。



経営主体によって、専業者系と互助会系にわかれます。施設内容やサービス内容に大差はありません。一般的な設備としては、通夜式や告別式の会場となる葬祭場、通夜ぶるまいや精進落としの宴席場となる和室の大広間、喪家の控室、僧侶の控え室、浴室、湯沸かし室、受付ホールなどがあります。年中無休24時間営業です。最近ではパソコン、FAX、喫茶室、託児所などの設備のついた斎場もあります。

施設の内容は民営斎場とほとんど変わりません。使用は檀家以外の使用や、一部を除き他の宗派の利用も認めています。受付は24時間受け付けています。

施設の規模は民営斎場より小さく、設備も簡素です。しかし、式場、宴席場、控室、浴室、湯沸かし室など基本的な設備は完備しており、通 夜葬儀に支障を来たすことはありあません。民営と違い、通夜の泊まり込みができないところがあります。



斎場へは葬儀社の寝台車により自宅から斎場に遺体を搬送します。そしてまず、故人の顔をきれいにととのえるため死化粧をします。次に死装束を身につけてあげます。死装束は一般的には経帷子とよばれる着物を使います。これを着ると天国にいけると言われています。着つけでは経帷子とよばれる着物、頭には頭巾、手足には白い手甲脚絆に白足袋、胸 には六文銭が入った頭陀袋をかけ、手には杖を持たせます。最近は故人が生前に身につけていた着物を着せてあげることが多くなりました。こういう場合は略式の方法として一般 的に身につける死装束一式を遺体のそばに添えてあげます。遺体は納棺までは布団かベッドに安置します。掛布団は上下逆さまに掛けます。仏教式では遺体を「北枕」に寝かせます。場所の関係上、北向きに寝かせられない時は西向きに寝かせます。頭の下には枕を敷いてあげ、顔には白い布をかけ両手を合唱させます。

枕飾りとは、遺体の頭上に設ける飾りのことをいいます。一般的には白い布を掛けた小机か白木台の上に線香立て、花立て、燭台、水の入ったコップ、一膳飯などをのせます。三具足(花立て、線香立て、燭台)は葬祭には欠かせない最低限の仏具です。喪家では線香とロウソクの灯が絶えないように気をつけます。また、遺体の胸元または枕元に守り刀として小刀を置くこともあります。この場合、刃先が遺体の頭の方に向かないようにします。最近では、葬儀社が用意する略式の木刀を置くのがことが一般的になってきています。