祭壇の大きさは、部屋の広さを考えて決めます。通常は3段から5段のものが利用されますが
、部屋が狭い場合は小型祭壇もありますので、葬儀社に相談してください。祭壇の設置は葬儀社がやってくれます。祭壇は一度設置すると葬儀が終了するまで移動できませんので、位
置などをよく考えて設置場所を決定することを御薦めします。祭壇には枕飾り一式を並べ、左右に供物供花を飾ります。祭壇の前には、故人の頭が北か西を向くように棺を安置します。棺の前の台の上に棺に向けて香典や弔電を置きます。案内札は会場までの道標として道順がわかりにくい場所に貼ります。基本的には世話役が貼りますが、葬儀社でも貼ってくれます。受付の机には「受付」と書いた用紙を貼っておきます。弔問客のための芳名帳や香典帳、供物帳、筆記用具などを揃えておきましょう。祭壇に飾る故人の写
真(遺影)は顔が大きく鮮明に写っているものがよいでしょう。葬儀社が写真を引き伸ばしますのでネガか写
真を渡してください。 供花・供物などは葬儀社に頼めば手配してくれますが、供花は奉納者が喪家に注文を依頼するケースもあり、この場合は喪家で手配します。供物は果
物や菓子が一般的ですが、故人の好物を供える場合、喪家で手配した方がよいでしょう。また故人の友人や会社関係者などから頂いた供花供物は祭壇に近い方から両側に故人に関係の深い順に並べます。また、花輪は入口に近い方が地位の高い人、目上の人になるように並べます。花輪が多い場合は、道路にも並べることがありますので、隣家に断わりを入れておきましょう。警察にも届けておくことを御薦めします。

会葬礼状は会葬者に一両日中に文面でお礼を述べるのが一般的ですが、最近では告別式の会場出口で、清めの塩や会葬御礼品などと一緒に渡す喪家が増えています。また通夜のみの弔問客のために、通夜でも受付や出口で渡すこともあります。これは会葬御礼品と合わせて葬儀社で印刷手配をしてくれますので、会葬礼状は予想される会葬者の数よりも多めに手配しておきましょう。ただし、正式には通夜のときに渡すのは「会葬御礼」ではなく「御弔問御礼」ですので、会葬礼状とは別に印刷しておきましょう。
通夜の焼香を終えた人を宴席に案内し簡単な料理とお酒をふるまいます。これを「通
夜ぶるまい」といいます。料理は本来、精進料理で、肉や魚を避けていましたが、最近はあまりこだわらず寿司や刺身なども多く出されるようになりました料理は折り詰めや寿司、刺身、煮物や揚げ物などを用意します。飲み物は日本酒、ビール、清涼飲料水などを用意します。お酒はけがれを清めるという意味もあるので用意した方がよいでしょう。料理は仕出し店に注文しておくと、すべて用意してくれます。また葬儀社に頼んでも仕出し店を紹介してくれます。 |